最近外で鳴いている鳥の声がすごくきれいなんだけど、何の鳥?と気になっていませんか?
その鳥はもしかしたらイソヒヨドリかもしれません。
巣作りをしてひなを育てるため、春に活発に活動し始めます。
そんなイソヒヨドリの姿の画像と鳴き声を「イソヒヨドリ画像と鳴き声の音声!夜に鳴くのは地震の前ぶれ?」と題して調べてまとめてみましたので、ぜひ確かめてみてくださいね!
イソヒヨドリの画像と鳴き声
イソヒヨドリの画像と音声です。
イソヒヨドリの雄…頭と背中・胸が青い・お腹はレンガのような赤茶色
イソヒヨドリの雌…色は灰褐色でお腹にうろこのような模様がたくさんある
イソヒヨドリの体調は23センチほどです。
スズメの体長が12~14センチ、ハトが32センチなので、スズメとハトの中間の大きさです。
イソヒヨドリの声は澄んだ高音でほんとうにきれいですね!
生き物で鳴き声が目立つのは雄だというイメージがありますが、イソヒヨドリは雄・雌ともにさえずります。
早朝から鳴いたり、夜に鳴くこともあるそうです。
しかしいつもきれいな声で鳴くばかりではありません。
動画の中でもそうですが、威嚇の声はカエルに似ているといわれています。
スズメ目ヒタキ科
学名:monticola solitarius(山の孤独な者)
英名:Blue Rock Thrush(ブルーロックスラッシュ:青い岩ツグミ)
体長:23センチ
分布:アフリカ、ユーラシア大陸、インドネシア、ニューギニア
標高2000m-4000mの岩山などで多く見られる
欧米では山の鳥として認識されているようで、それが学名の「山の孤独な者」や英語名「青い岩ツグミ」にも表れていますね。
イソヒヨドリの性格・行動
好奇心旺盛で大胆、人間を恐れません。
けっこう強気で、人間が近づいても逃げずにじっと見返してくることもあります。
餌をあげている人もいますね。
馴れると、近づいてきて餌を催促するなんていうこともあるようです。
もともと岸壁などに巣を作っていたので、街中では高層ビルなどがお好みのようです。
雄はなわばりを主張するために、高くて見晴らしのよい所で鳴くことが多いです。
また、ピコピコとお辞儀のような動作をすることがあります。
そんなかわいい姿を観てみたいですね!
かわいい鳥を観に散歩してみたくなった方はこちら
イソヒヨドリはいつから身近な鳥になった?
ここ10年くらいに街中でも見られるようになりました
イソヒヨドリは、20年くらい前までは磯の岩場や海に面した崖などで生息・繁殖していました。
海岸の崖が整備されて無くなったりし、だんだんと内陸のほうにやってきたようです。
都市部ではビルの屋上など、かつて住んでいた海岸の崖などの環境に似ている場所に巣を作ります。
年々高いビルが増えていますから、イソヒヨドリにとっては町も住みやすいのかもしれません。
イソヒヨドリは雑食で、トカゲ・ムカデなどの虫や人間の出したゴミも食べます。
イソヒヨドリの物おじしない性格もあって、人間が多く餌が多い町中の環境に適応してきたのでしょう。
イソヒヨドリが夜に鳴くのは地震の前ぶれ?
イソヒヨドリは繁殖期など夜に鳴くこともあります
地震とは関係ありません
夜に鳥が鳴くのを聴くと不自然な気がしてしまいますよね?
ひょっとして地震の前触れなのでは?と心配になってしまうかもしれません。
しかしイソヒヨドリは繁殖期だと、夜でも活発に鳴くことがあるようです。
なので夜に鳴いていても地震の前触れ?と心配しないで大丈夫ですよ!
昔から、地震の前兆として
- カラスが大群で逃げていく
- 深海魚が浅瀬で見つかる
- ネズミが逃げ出す
などさまざまなことがいわれていますが、専門家の見解は動物が地震を察知することに否定的です。
動物は人間よりもささいな変化に気づきやすいので、常にいろんなことを察知して動いていて、たまたま地震の前にもそうしていたため、地震と関連付いて人々の印象に残ったということなのかもしれません。
まとめ
「イソヒヨドリ画像と鳴き声の音声!夜に鳴くのは地震の前ぶれ?」と題してまとめてみました。
イソヒヨドリは体長23センチほどの鳥で、ここ10年くらいに都市でもよく観られるようになってきました。
物おじしない性格で、人間に馴れることもあります。
イソヒヨドリの雄は頭と背中・胸が青くてお腹はレンガのような赤茶色をしています。
イソヒヨドリの雌は灰褐色でお腹にうろこのような模様がたくさんあります。
イソヒヨドリは雄も雌もさえずります。
動画像の通り、イソヒヨドリの鳴き声は高くて澄んでおり、警戒するときの鳴き声はカエルに似ています。
イソヒヨドリが夜に鳴いても、地震の前触れではありません。
このかわいい鳥を見かけたら、耳を澄ませてきれいな歌声を聴いてみましょう!
うちのベランダにも来てくれたらいいなあと思います。
ご一読ありがとうございました。