廣瀬陽子さんは政治学者で、ロシアに関する研究を長くされており、最近のニュースの解説では引っ張りだこですね。
とても聡明な方で、廣瀬陽子さんの高校時代の偏差値はとても高かったようです。
いったいどのような学歴・経歴をお持ちなのか興味がわきますね!
この記事でわかること
- 廣瀬陽子さんのすごい学歴(と偏差値)・経歴
- 廣瀬陽子さんは大学時代ゴルバチョフと握手をしたことがあった!
廣瀬陽子の学歴
廣瀬陽子さんの学位は
- 法学修士 (東京大学)
- 政策メディア博士 (慶應義塾大学)
となっています。
詳しく見ていきましょう。
まず廣瀬陽子さんの簡単なプロフィールです。
連載コンテンツ「おかしら日記」公開しました
研究は戦争を止められないのか|メディアセンター所長/総合政策学部教授 廣瀬 陽子https://t.co/EfkczliWnR pic.twitter.com/rO56PL1Tcz— 慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス (@KeioSFC) April 5, 2022
本名:金野陽子(こんの ようこ)*廣瀬は旧姓
生年月日:1972年8月11日(49歳)
出身地:東京都 渋谷区
星座:しし座
家族:夫・子供(一人)
廣瀬陽子の小学校時代
1985年 渋谷区立神宮前小学校卒業
廣瀬陽子さんは読書が大好きで、小学校2年生ころまでに図書館(地元と学校)にある子供向けの伝記と歴史書は全部読んでしまったのだとか。
子供向けの本とはいえ、漢字も使われている本を小学校2年ころに全部読んでしまうとは、知的好奇心があふれていたのですね。
廣瀬陽子の中学校・高校時代
1988年 桐朋女子中学校卒業
1991年 桐朋女子高等学校卒業
桐朋女子高等学校の偏差値は普通科で67です。
中高一貫の女子高(普通科)で、9割以上が4年制の大学に進学する進学校です。
国公立大学、難関私立大学に多くの合格者を出しています。
廣瀬陽子の大学時代
1991年 慶應大学総合政策学部入学
廣瀬陽子さんはもともと東大に行こうと思っていたそうです。
とりあえず偏差値が高い大学にければいいかな、と考えていて、当時東大がA判定(合格率80%以上)だったそうです。
しかしそのころ母親に、本当に東大でいいのか問われ、自分のやりたいことについて真剣に考えた結果、慶應を選んだそうです。
ネームバリューにこだわらない廣瀬陽子さんの母親の教育方針が印象に残るエピソードですね。
慶應もネームバリュー的にはすごいのですが。
ゴルバチョフとの握手
廣瀬陽子さんが大学に入学した当初のエピソードがあります。
廣瀬陽子さんは中学生のときからゴルバチョフに興味を持っていました。
慶應大学に入学した初日に「来日するゴルバチョフと語る会」のチラシを見つけた廣瀬陽子さんはぜひ会いたいと思いました。
しかし、参加条件が論文を提出することで、締め切りは翌日だったそう。
それでもどうしても会いたい気持ちから、なんと一日で論文を書き上げ、ゴルバチョフと握手することができたということです。<週刊文春3月24日号参照>
ゴルバチョフへの興味と一日で論文を書き上げる熱意が半端ないですね!
興味を持ったことに一直線に突き進んでいく、好奇心と行動力が素晴らしいと思います。
学者になるべくしてなったという感じがしますね。
その後大学を首席で卒業されています。
1995年 慶應義塾大学総合政策学部卒業(首席)
修士課程・博士課程・留学
1997年 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了、同博士課程進学
2000年-2001年 国連大学秋野フェロー(アゼルバイジャン留学)
2001年 東京大学大学院法学政治学研究科博士課程単位取得退学*
*博士課程単位取得退学とは
博士課程で必要な単位を取得し、博士号を得る条件を満たさずに(論文審査を受けずに)退学することです。
博士号を得た人との違いは、論文審査を受けたか受けなかったかだけです(博士課程で必要な単位は取得しているので)。
実質博士号に準じた学歴を有しているとみなされます。
いわゆる「中退」ではありません。
アゼルバイジャンに留学したときのエピソードがあります。
現地の列車の中で、国境警備隊10人くらいから銃口を突き付けられた廣瀬陽子さん、撃つわけない、と思ったので全くこわくなかったとか。<週刊文春3月24日号参照>
なんと銃口を突き付けられるなど、命に係わる経験をしていたのですね!
誰もが経験できるわけではない、ある意味貴重な経験ですね。
それにしても、肝が据わった一面もお持ちです。
そのときはお金を取られたそうですが、命が無事でなによりでした。
廣瀬陽子の経歴
政治学者・大学教授の経歴があります。
2001年(28歳) 日本学術振興会特別研究員 (PD)
2002年(29歳) 同退職、慶應義塾大学総合政策学部講師
- 2003年 北海道大学スラブ研究センター共同研究員
- 2004年-2005年 名古屋大学大学院国際協力研究科客員研究員
- 2004年-2005年 東京外国語大学大学院地域文化研究科非常勤講師
2005年4月(32歳) 慶應義塾大学退職 東京外国語大学大学院地域文化研究科講師
- 2007年 同研究科准教授(2008年退職)
2008年4月(35歳) 静岡県立大学国際関係学部准教授(2010年退職)
- 2008年-2009年 北海道大学スラブ研究センター客員准教授
2010年4月(37歳) 慶應義塾大学総合政策学部准教授
- 2010年- 同志社大学一神教学際研究センター (CISMOR)共同研究員、国際情勢研究会・ロシア研究会委員も兼任。
- 2010年-2011年 上智大学外国語学部非常勤講師
- 2013年3月-2014年3月 米国・コロンビア大学・ハリマン研究所の客員研究員。
2016年4月(43歳) 慶應義塾大学総合政策学部教授
- 2017年3月-2017年3月 フィンランド・ヘルシンキ大学・アレキサンテリ研究所の客員研究員
- 2017年10月-2018年3月 米国・戦略国際問題研究所(CSIS)の客員研究員
- 2018年7月-2020年3月 国家安全保障局顧問
廣瀬陽子さんは大学だけでも慶應・北海道・名古屋・東京外国語大学・静岡県立・同志社・上智と、各地の大学を移動されて精力的に教鞭をとられています。
また日本の大学に籍を置きながらアメリカやフィンランドの大学にも赴かれていますね。
目まぐるしく日本や世界を飛び回り、さぞ忙しかったことだろうと思いますが、研究者として充実した生活を送られていたのでしょうね!
主な業績:旧ソビエト連邦の政治経済変動の研究・黒海地域の国際関係の研究
主な受賞歴:アジア・太平洋賞特別賞
書籍も多数出版されています。
直近のものを紹介します。
『ハイブリッド戦争 ロシアの新しい国家戦略』(講談社 2021年)
#山下書店羽田店 週間新書ベスト5(4/13-19)
①現代ロシアの軍事戦略 小泉悠/ちくま新書
②ロシアを決して信じるな 中村逸郎/新潮新書 ※品切中
③ハイブリッド戦争 廣瀬陽子/講談社現代新書
④超入門カーボンニュートラル 夫馬賢治/講談社+α新書
⑤一軍監督の仕事/二軍監督の仕事 高津臣吾/光文社新書 pic.twitter.com/K1zBdJnWRz— さとみB (@satomi_books) April 20, 2022
まとめ
廣瀬陽子さんは長年ロシアを研究されてきた政治学者です。
小学校時代から読書家で、高校2年のころすでに東大も合格圏内となるほど高い偏差値でした。
廣瀬陽子さんの学歴:慶應義塾大学総合政策学部卒業(首席)
- 法学修士 (東京大学)
- 政策メディア博士 (慶應義塾大学) の学位を取得
日本のいくつかの大学で教鞭を取られ、外国の大学にも赴きました。
国家安全保障局顧問も務めました。
現在はその学歴・経歴を生かし、メディアでロシア関連のニュースの解説を多くされています。
これからもご活躍されることでしょう。
最後までお読みくださりありがとうございました。