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ナゲシレールと100均フックで洋服掛けを作る!

ナゲシレールと100均フックで洋服掛けを作る!
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ナゲシレールブラケットという商品を見つけ、洋服掛けを作りました。

作ったというより、実際はナゲシレールと板をくっつけて壁に掛けただけです。

そこに100均のフックをぶら下げてできあがりました。

材料のナゲシレールと板はネットで、100均のフックは近所のセリアで買いました。

思い立ってから3,4日でできました。

ちょっとした物掛けが欲しい人の参考になれば幸いです。

まだ洗濯しない服を掛けておきたい

一度(か何度か)着たけれどまだ洗濯しない服をタンスにしまうのが嫌で、椅子の背に掛けたりしていました。

(私はタンスには洗濯した服やクリーニングに出した服だけをしまいたいです)

一度着てすぐに洗濯する服もありますが、はおっただけのシャツやジーンズなど、一度着ただけでは洗濯しない服の置き場をずっと作りたかったのです。

椅子の背に掛けるとどんどん上にたまっていって取り出しにくいので、壁に掛ける収納がいいなと思っていました。

今回洋服を掛けたい和室には長押(なげし)がありません。

「長押、作ってもらえばよかった」と思いましたが、今更無理なので、以前玄関にコート掛けを作ったように、フックを付けた板を自分でとりつければいいか、と考えていました。

玄関のコート掛けはこれ↓

玄関のコート掛け

このときは、石膏ボードの下地の柱を探し当ててそこに直接板を太いネジでグリグリとめつけたため、すごく大きい穴を6か所あけてしまってあまり精神的に良くなかったです(穴は見えませんが)。

和室の壁は、板をとめたいところにちょうど柱があるかもわからないし、柱と柱の幅に合う板を買って、また壁に大きなネジ穴をあけるのか……と考えると腰が重くなってしまい、何年も着手できずにいました。

ですが最近検索してみると、長押がかんたんにできるナゲシレールブラケットという商品が見つかりました。

細いピンで石膏ボードに取り付けるタイプなので、壁に大きな穴をあけなくて済みます

その割には耐荷重量が10Kgもあります。

先に部品を壁につけてから、同じく部品を付けた板をその壁につけた部品にひっかけるという取り付け方なのですが、それなら簡単そうだと思い、がぜんやる気が出てきました。

板を直接べったり壁に装着しないので、横からみると板が浮いて見えます。

浮いている板の上部にフックやハンガーを掛けて使います。

ナゲシレール取り付けに必要なものとかかった費用

・ナゲシレールブラケット ・板 ・水平器 ・マスキングテープ

・+ドライバー・とんかち ・割りばし

順番に説明します。

ナゲシレールブラケット

ナゲシレール写真

白い部品とネジ・釘が入っているだけなので、小さいパッケージで届きます。

*板はついていません。

ナゲシレールのパッケージに書いてある通り、

ナゲシレール説明書

厚み15~19mmのワンバイ材やパイン材がおすすめです。

そしてナゲシレールで取り付けられるのは長さ91㎝までの、そりや曲がりの少ない板です。

ワンバイ材というのは、厚さが19mmで統一された規格の木材です。

私が用意したのはワンバイ材

厚さ19mm×幅140㎝×長さ910㎜の板です。

用意した板

値段も高くないしネジもすんなり入っていったし初心者にも扱いやすい木材だと思いました。

無垢材なのですが今回は塗装せずにそのまま使います(面倒)。

ナゲシレールは、取り付けたあとでもかんたんに取り外すことができるので、あとで塗装することもできます(取付部品がついているところ以外は)。

私が板を買ったネットショップはこちらです↓

オカモク楽天市場店

厚さ19mm×幅140㎝×長さ910㎜の板です。

790円+送料880円で1,670円でした。

水平器・マスキングテープ・+ドライバー・とんかち・割りばし

水平器は、以前買ったのがあったのですが、今回「バブルレベル」というアプリを見つけて試してみました。

感覚的に使用できて使い勝手が良かったです。

マスキングテープは壁に印をつけるのに使います。

プラスドライバーととんかちは家にありました。

割りばしは、細い釘を打ち込むのに使うと良い、とどなたかのブログでおすすめされていたので用意しましたが、とんかちで最後まで打ち込めたので使いませんでした(先が丸くなっているタイプのとんかちです)。

かかった費用

ナゲシレール     685円

板        790円

板の送料     880円

フック      110円

合計      2,465円

 

壁に部品を取り付ける

今回ナゲシレールで取り付ける板と壁です。

和室の壁と買った板

右に、部屋の入口の戸の木枠があって、少し映っていますが左側にはクローゼットのこげ茶の扉があります。

測ってみると、これらの上辺の高さがだいたい同じでした。

なので板もこの高さにそろえることにしました。

ちょっと高いかと思ったのですが、背伸びをすれば届くので大丈夫。

右側↓

天井からの長さ

左側↓

天井からの長さを測る(左側)

正確な長さは忘れましたが、天井から45㎝くらい下がったところにマスキングテープで何か所か印をつけ,それをつなげました(板の上辺の目印)。

そしてそのテープから下14㎝(板幅)のところにもテープを張りました(板の下辺)。

壁に印をつける

中央に印が二つあるのは、板と壁をつなぐ部品を取り付ける場所ではありません(ただの目印)。

マスキングテープが割とすぐはがれてきてしまい何度も測りなおして貼りなおしました。

椅子に上って作業していて不安定だったし、ずっと腕を上げていたのもくたびれました。

テープを張るのに1時間くらい格闘していたと思います。

この工程が一番大変でした。

次に、板をあてがってみて、大体ここら辺、と思ったところの壁に、板と壁をつなぐ部品を取り付けます。

部品を取り付ける

釘は5本ずつでした。

二つの部品がついたところ↓

部品が付いた

ここまでくればあともう少し。

板に部品を取り付ける

次に板のほうに部品を取り付けます。

まず、壁につけた部品に、板につける部品を上から差し込みます。

これには両面テープが付いているので、はがして、板を上から押し付けます。

そうするとこの部品に板がくっつきます。

それから部品のついた板を上にスライドさせ、壁から取り外します。

部品をはめる

板に部品がくっついています。↓

部品が付いた板

この部品をネジで止めつけます。

ネジで止める

二つとも部品をネジで止めたら、壁の部品にまた板ごと上からスライドさせてはめ込みます。

完成

完成です。

完成したところ

あとは100均(セリア)でこのようなフック↓を買ってきて、ぶら下げて使います。

100均のフック 取付例

横から見るとこのように板と壁の間に隙間があいています。↓

(掛けているのは家に余っていた100均のドアフックです)

横からみた図

反省点

・マステははがれやすくて作業がやりにくかった

・設置する場所がちょっと高すぎた

壁に板を設置する目安のマスキングテープを、水平になるよう注意を払いながら貼る作業が思いのほか大変でした。

水平を測るのが大変だったというべきか。

養生テープのほうがいいかもしれません(持ってない)。

壁紙に遠慮して、後が付かなさそうなマスキングテープにしたのですが、こんなにはがれてくるならセロテープとかガムテープでもよかったかもしれません。

あと、手を最大限伸ばせばぎりぎり背伸びしなくても板の上辺に届くのですが、やっぱりもう少し下につければよかったと思いました。

ハンガーにかかった服はハンガーの肩の部分をもって掛ければ掛けやすいのですが、ジーンズはベルトループを直接フックに掛けたいので、持ち上げるのが大変でした。

まあ、上の写真のように、長めのフックを使って対処しようと思います。

ナゲシレール用のフックや↓

棚などもありました。↓

 

実は設置場所を高く設定したのは、将来この下にもう一列、カバン掛けを設置することを視野に入れてのことだったのですが、今のところまだ着手予定はありません。

まとめ

ナゲシレールブラケットを使って和室の壁に洋服掛けを作りました。

板を水平に取り付けるために壁にテープで印をつけるのが一番時間がかかりましたが、無事取り付けることができました。

着さしの服をかけて便利に使っています。

材料費2,465円でできて、満足です。

板をスライドさせればいつでも取り外せるので、この先気が向いたらニスを塗ってもいいかなと考えています。

また、今回取り付けた下にももう一つ、カバン掛けとしてつける日がくるかもしれません。

最後までお読みいただきありがとうございました。