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ピットブルなぜ凶暴?気性が豹変する?法律で規制されている!

ピットブルなぜ凶暴?気性が豹変する?法律で規制されている!
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ピットブル(アメリカン・ピット・ブル・テリア)が逃げ出してしまったことが報道されています。

ピットブルとはどのような犬なのでしょうか。

逃げ出したのがニュースになるほど凶暴な犬なのでしょうか。

またそんなに凶暴な犬の、法律による規制はどうなっているのかも気になります。

この記事では、「ピットブルなぜ凶暴?気性が豹変する?法律で規制されている!」と題して調べてみました。

ピットブルはどんな犬?

子犬のころ↓

成犬↓

ピットブル(アメリカン・ピット・ブル・テリア)

原産国:アメリカ(1870年ごろ誕生)

交配:闘犬用スタッフォードシャー・ブル・テリア(イギリスから輸入された)、闘犬用ブルドッグなど

体高:46~56㎝

体重:14~36㎏

中型犬

特長:身体能力が高い・胸が幅広い・筋肉質・たれ耳(断耳(だんじ)して立たせていることも多い)・目が小さい

毛色:ホワイト・ブラック・タン&ホワイト・トライカラーなど

平均寿命:およそ12年ほど

ピットブルを飼っていた有名人:トーマスエジソン、ルーズベルト元大統領、ヘレンケラーなど

ピットブルはなぜ凶暴なのか

ピットブルはアメリカで強い闘犬を作るために闘犬用の犬を交配して生み出された犬種です。

(アメリカでは現在闘犬は禁止されています。)

そのため闘争心が強く攻撃的な習性があり、闘犬として最強の犬といわれています。

見るからに強靭ですよね。

身体能力が高く、毎日2時間以上の運動を1~2回することが必要だそうです。

よほどの覚悟がないと飼えないと思われます。

ピットブルの気性は?豹変する?

一方ピットブルは、飼い主に忠実で従順、小心者という一面も持っています。

ですので普段は問題なく飼育できるかもしれません。

しかし何かきっかけがあると突然闘争心のスイッチが入り、攻撃的になる場合があるということです。

やはり闘犬の血が流れているからでしょう。

一度闘争心に火が付くと噛みついて離さない習性があり、力が強いため相手の命が危ない事態にもなります。

アメリカなどでは実際に死亡事故も多く起こっています。

ピットブル飼育は法律で規制されている

ピットブルはヨーロッパの多くでは危険犬種として指定され、法規制もかけられています。

ピットブルが法規制されている国(国の一部:州・市・郡の場合も含む)

アメリカ・カナダ・イギリス・オーストラリア・ニュージーランド・エクアドル・マレーシア・プエルトリコ・シンガポール・ベネズエラ・デンマーク・フランス・ドイツ・ノルウェー・ポーランド・ルーマニア・ポルトガル・スペイン

これらの国では輸入、所有が禁止・制限されています。

日本では飼育は禁止されていませんが、各都道府県・市町村のよっては条例によって「特定犬」を定め規制をしています。

茨城県では、放たれていた大型犬による重大な事故があったため、昭和54年から特定犬制度を導入しました。

「茨城県動物の愛護及び管理に関する条例」および施行規則で特定犬に指定されている犬はおもに8種類で、ピットブルもその対象になっています。

特定犬飼育時には

  1. 特定犬と書かれた標識を入り口に表示すること
  2. 上下四方が囲まれている檻の中での飼育すること

が定められています。

茨城県の特定犬について参照

まとめ

「ピットブルなぜ凶暴?気性が豹変する?法律で規制されている!」と題してまとめました。

  • ピットブル(アメリカン・ピット・ブル・テリア)はアメリカ原産の元闘犬
  • 筋肉質で強靭な体をもち攻撃的な性質があるが、飼い主に忠実で愛情深い一面も持つ
  • 日本では飼育自体は禁止されていないが自治体によって特定犬として規制されている

ピットブルに罪はありません。

人間側が生み出した犬です。

責任を持って飼育することが大事だと思います。

事件が起こらず、逃げ出したピットブルが早く見つかることを祈っています。

ご一読ありがとうございました。